かゆみ・湿疹用の外用薬一覧（ステロイドを含む市販薬）

ステロイドを含む製品に一緒に配合されている抗炎症成分は、以下の4つでした。

• グリチルレチン酸
• グリチルリチン酸二カリウム
• サリチル酸グリコール
• サリチル酸メチル

※「サリチル酸メチル」が入ってるのは1つだけで、しかも製造終了しています。

「グリチルリチン酸系」と「サリチル酸系」の2つに分けてざっくり解説します。

グリチルリチン酸系

• グリチルレチン酸：グリチルリチン酸を加水分解してできる成分
• グリチルリチン酸二カリウム：グリチルリチン酸とカリウムの塩

ということで、ここではまとめてグリチルリチン酸として説明します。

グリチルリチン酸は生薬のカンゾウ（甘草）から得られる成分です。
甘草は名前の通り甘いので甘味料としても使われていますね。

皮膚に対する作用としては、

• 抗炎症作用
• 抗アレルギー作用
• 鎮痒作用

があります。

他にもいろいろな作用があるため「抗炎症成分」に分類していいか迷ったのですが、便宜上ってことで。
（「成分一覧」の方では「のどの薬」に入れてます。風邪薬の方では喉に使うので）

構造式がステロイドに似ているので、抗炎症作用はここからくるのかもしれませんね。

医療用でもグリチルレチン酸単体の塗り薬があります（「デルマクリン」「ハイデルマート」）。
デルマクリンは1％、ハイデルマートは2％です。
市販薬の場合は0.2～1％ですね。0.5％が多いかな？

グリチルリチン酸二カリウムの方は医療用では存在しません（「ノイボルミチン点眼液」という点眼はあったけど今はない）。

細かい話ですが、分子量は
・グリチルレチン酸：約470
・グリチルリチン酸二カリウム：約900
なので、同じ濃度であればグリチルレチン酸の方がグリチルリチン酸を多く含んでいるため効果も強いはずです。
また、グリチルレチン酸の方が脂溶性が高いので皮膚への吸収もいいですね。

とはいえ、他の成分や添加物、皮膚の状態でも浸透性は変わってくるのであまり気にしなくて良いでしょう。参考程度で。

単体でも効果はあります（医療用でもあるし）が、ステロイドが入っている外用では補助的な役割だと思って良いでしょう。

グリチルリチン酸についての解説も書いてます。主に内服についてですけど。
グリチルリチン酸の解説

サリチル酸系

サリチル酸グリコールとサリチル酸メチルがありますが、違いとしては、
・サリチル酸グリコールは無臭、サリチル酸メチルは匂いが強い
・サリチル酸グリコールの方が皮膚からの吸収がちょっといい
くらいでしょうか。

この記事内の製品はほぼすべてがサリチル酸グリコールですが、たぶん匂いが無くて使いやすいからだと思います。違ったらすみません。

どちらも本体はサリチル酸であり効果に大きな違いはないはずなので、ここでは同じものとして扱います。

サリチル酸はNSAIDs（非ステロイド性抗炎症薬）という分類の成分になります。
いわゆる解熱鎮痛剤の一種ですね。
サリチル酸には角質を軟らかくする作用もあるので、それを利用してウオノメの治療に使ったりもします（サリチル酸ピーリングなんて使い方もしますね）。

作用としては、解熱鎮痛剤で有名なアスピリンやロキソプロフェン(ロキソニン)と同じで、炎症を引き起こす物質（プロスタグランジン）の合成を阻害することで炎症を抑えます。
（アセトアミノフェン(カロナール)も有名ですが、これは炎症を抑える効果はほぼありません）

サリチル酸グリコールやサリチル酸メチルは副作用（サリチル酸中毒）の問題から内服で使われることはありません。
痛み止めのシップとか塗り薬に、主に痛み止めとして使われてますね。

医療用では、サリチル酸グリコールを含むものは存在しません。
サリチル酸メチルはいくつかのシップに配合されています。

基本的には「痛み止め」ですね。炎症を抑える効果は確かにありますが、ステロイドと比べるとそれほど強くはありません。
グリチルリチン酸と同じく、ここでは補助的なポジションだと思います。

似たような薬ですが解説した記事があります。こちらも主に内服についてですけど。
アスピリンの解説
サリチルアミドの解説

ヒスタミンという物質の働きを抑えることで、かゆみなどのアレルギー反応を抑えます。

市販のかゆみ止めの外用(ステロイドの有無にかかわらず)に配合されている抗ヒスタミン薬は、確認できたのは以下の3つでした。

• ジフェンヒドラミン
• ジフェンヒドラミン塩酸塩
• クロルフェニラミンマレイン酸塩

「ジフェンヒドラミン」と「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は同じものと思っていただいて大丈夫ですが、配合できる上限が違います。
・ジフェンヒドラミン：最大1％
・ジフェンヒドラミン塩酸塩：最大2％

おそらくは「この濃度でほぼ同じ効果」ということだと思います。
（分子量から見ると「ジフェンヒドラミン塩酸塩2％」の方がジフェンヒドラミンの量が多くなるので少し強いんじゃないかな～？とは思ってますけど。誤差だとは思います）

ジフェンヒドラミンもクロルフェニラミンも第一世代の抗ヒスタミン薬です。少し古いけど効果が高め。
内服だと眠気や抗コリン作用が問題になりますが、塗り薬だとそこは心配しなくて良いですね。
ただし、他の成分と同じく、塗りすぎたり長期で使ってると逆に接触性皮膚炎を起こすことはあります。

医療用としては、
・ジフェンヒドラミンは「レスタミンコーワクリーム1％」
・ジフェンヒドラミン塩酸塩は「強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏」
があります。
クロルフェニラミン配合の医療用の塗り薬はありません。なんでかな？調べたのですが理由が分かりませんでした。分かったら書いておきます。蕁麻疹の時にはクロルフェニラミンとステロイドの配合剤(セレスタミン)はほぼ必ず使うのですけどね。

ちなみに「強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏」に入っているジフェンヒドラミン塩酸塩の濃度は0.1％と少なめです。
この軟膏にはステロイドが入っているので、そちらがメインということでしょうね。

抗ヒスタミン薬は確かに炎症を抑える効果はありますが、その作用はステロイドとはちょっと異なります。
・ステロイドは炎症の元を消す
・抗ヒスタミン薬はアレルギー反応を抑えることで、結果的に炎症を抑える
といった感じでしょうか。ニュアンス伝わるかな？

例えば、アトピー性皮膚炎やかぶれ(接触性皮膚炎)は炎症が原因なので、ステロイドが効果を発揮します。
一方、蕁麻疹や虫刺されはヒスタミンが原因となるので抗ヒスタミン薬がよく効きます。

どちらか一方しか使わないということはなく、大体の症状にはステロイドと抗ヒスタミン薬の両方を使います。
蕁麻疹や虫刺されにもステロイドはよく使われます。
アトピー性皮膚炎やかぶれにも、かゆみ止めとして抗ヒスタミン薬の内服はほぼ必ず処方されます。

かゆみについてですが、
ステロイドのかゆみを抑える作用というのは、炎症が治まることで結果的にかゆみが治まる、という感じです。
抗ヒスタミン薬の方は、かゆみを引き起こす物質の働きを直接抑えるので効きが早いですね。

かゆみが強いのであれば、塗り薬だけではなく飲み薬も選択肢に入れた方が良いかと思います。
この場合は、まずは第二世代の抗ヒスタミン薬を試してみることをお勧めします。
※第二世代の抗ヒスタミン薬についてはこちらにまとめてます→「第二世代抗ヒスタミン薬」を含む市販の鼻炎薬一覧
　鼻炎薬と書いてますが、痒みにも同じ使い方でOKです。

それぞれ解説した記事があります。こちらも内服についてですけど。
ジフェンヒドラミンの解説
クロルフェニラミンの解説

ここはクロタミトンという成分だけです。
（表の方も「抗ヒスタミン薬以外の鎮痒成分」じゃなくて「クロタミトン」にすれば良かったのですが、クロタミトンしかないのに気が付いたのが表を作った後だったのでそのままです（直すのがちょっと大変）。すみません）

クロタミトンの作用ですが、いまだによく分かっていないようです。意外とそういう薬って多いんですよね。

抗ヒスタミン作用がないことはハッキリしているようです。
また、かゆみは抑えるけど他の皮膚感覚には影響を与えないと。局所麻酔の効果とも違うようです。

「オイラックスクリーム」という薬のインタビューフォームでは、
「皮膚に軽い灼熱感を与え、温覚に対するこの刺激が競合的にそう痒感を消失させるといわれている」
と書かれていますね。

副作用は
・刺激作用(ピリピリ感、ヒリヒリ感)：3.2％
・熱感・灼熱感：1.7％
この2つが多いようです。

作用機序は不明でも実績は確かですね。
医療用では
・オイラックスクリーム：クロタミトン単独。10％配合。
・オイラックスHクリーム：クロタミトン10％＋ヒドロコルチゾン0.25％
の2つがあり、現在でもよく使われています。
市販薬でもクロタミトンが入っている製品はかなり多く、定番といった感じですね（この記事だと、約370製品中218製品に入ってる）。

ただ、刺激感や発赤は他の成分よりも出やすいかもしれません。気になる方はクロタミトンが入ってないのを選ぶと良いでしょうね。

この2つはまったくの別物ですが、用途としては同じような感じになるので表では一つにまとめています。

抗生物質（抗菌薬）：特定の細菌の増殖を抑えたり死滅させる。内服や注射が多い。
消毒薬：幅広い菌やウイルスを破壊する。ヒトの細胞も障害するため内服用ではなく、基本的には物や皮膚表面の殺菌が目的。

抗生物質（抗菌薬）

※抗生物質と抗菌薬は厳密には違います（抗菌薬の中に抗生物質が含まれる）が、表は「抗生物質」で統一しています。

ステロイド配合の製品で使われているのは、確認できたものだと以下の5つがありました。

• フラジオマイシン硫酸塩
• テトラサイクリン塩酸塩
• オキシテトラサイクリン塩酸塩
• バシトラシン
• クロラムフェニコール

それぞれの特徴を簡単に書いておきます。

• フラジオマイシン硫酸塩
  • アミノグリコシド系。細菌のタンパク合成を阻害する。
  • 他の抗生物質と併用されることが多い。
  • 腸からはほぼ吸収されない。塗り薬だけでなく点眼や点耳でも使われる。
• テトラサイクリン塩酸塩
  • テトラサイクリン系。細菌のタンパク合成を阻害する。
  • 幅広い菌に効く。アミノグリコシド系が無効の菌にも効果がある。
  • にきびによく使われる。
• オキシテトラサイクリン
  • テトラサイクリン系。細菌のタンパク合成を阻害する。
  • 基本的にはテトラサイクリンと同じで幅広い菌に効く。
  • 他の成分と一緒になってることが多い。
• バシトラシン
  • ポリペプチド系。細菌の細胞壁の合成を阻害する。
  • 主にグラム陽性菌に対して効果がある。
  • 腸からは吸収されず、主に外用で用いられる。
• クロラムフェニコール
  • クロラムフェニコール系。細菌のタンパク合成を阻害する。
  • 幅広い菌に対して有効。
  • 内服では骨髄抑制による再生不良性貧血が問題になるためあまり使われない。他のが効かない場合のみ。外用では全身性の副作用は問題になることは通常はありません。

こんな感じでしょうか。

フラジオマイシンとバシトラシンは腸からほとんど吸収されないので、医療用でも外用のしかありません。
（フラジオマイシンと同じアミノグリコシド系の「カナマイシン」は吸収されないのを利用して腸管の殺菌に使ったりします）
フラジオマイシンとバシトラシンが一緒に配合されている「バラマイシン軟膏」は知ってる人も多いかも。
市販薬だと『ドルマイコーチ軟膏』がこの2つ＋ヒドロコルチゾン酢酸エステルの組み合わせですね。

テトラサイクリンは内服もあるのですが、あまり見かけないですね。やっぱり外用が多い気がします。
医療用だと「アクロマイシン軟膏」がよく使われるでしょうか。にきびで皮膚科を受診したことがある人は使ったことがあるかもしれませんね。
※にきびに使うのはテトラサイクリン単体の薬です。ステロイドが入ったものはにきびに使わないでください。

オキシテトラサイクリンは医療用では外用のみです。
市販薬の『テラ・コートリル軟膏a』は医療用の「テラ・コートリル軟膏」と同じ内容ですね。

クロラムフェニコールは内服もあるのですが、上に書いた通り骨髄抑制が問題になります。外用がメインですね。
市販薬では『クロマイ-P軟膏AS』というのがありますが、これは医療用の「クロマイ-P軟膏」と同じ内容です。
フラジオマイシン、プレドニゾロンとセットになっていますね。

殺菌消毒薬

ステロイド配合の製品で使われているのは、確認できたものだと以下の4つがありました。

• イソプロピルメチルフェノール
• クロルヘキシジン塩酸塩
• ベンザルコニウム塩化物
• ベンゼトニウム塩化物

消毒薬には抗菌スペクトラム（効果がある細菌やウイルスの範囲）によって、高水準・中水準・低水準に分類されています。
上記の4つはいずれも低水準になりますね。
（「フェノール」は中水準だけど、イソプロピルメチルフェノールはもっとマイルドなので低水準にしてます）

低水準のものは一般細菌や一部のウイルスに効果がありますが、結核菌、真菌、芽胞、エンベロープを持たないウイルスには基本的に効果は期待できません。
※芽胞：細菌を守る鎧みたいなもの。薬や熱から身を守る。
※エンベロープ：ウイルスの外側にある膜。これを破壊するとウイルスも不活化する。
例　エンベロープ有：インフルエンザウイルス、帯状疱疹ウイルス
　　エンベロープ無：ノロウイルス、アデノウイルス

「とにかく強いものを使えばいいじゃない」と思うかもしれませんが、微生物に毒性が強いという事は人の細胞にも毒性が強いということになります。高水準のものは人体には使用しません。

中水準のだと、よく使われるのは消毒用エタノールやポビドンヨードがあります。
これらは皮膚にも使えますが、ちょっと刺激が強いですね。

この記事に載せている製品は、基本的には皮膚に炎症がある人用の薬になるので、強い消毒薬を使うと余計に皮膚が荒れてしまいます。バランスをとって刺激の少ない低水準にしてるのでしょう。

注意点

これらの抗生物質や消毒薬はあくまで二次感染を防ぐために補助的に市販薬に配合されているだけで、重い感染症を治す力はありません。

ステロイドには免疫を低下させる作用があります。
感染性の皮膚炎にステロイドを使用すると、一時的には良くなったように感じることもありますが、その間も細菌やウイルスが増殖し逆に悪化します。

ステロイドの免疫抑制作用を抗生物質や消毒薬で相殺できれば良いのですが、配合されている抗生物質や消毒剤が効かない菌の場合もあります（ウイルスだとほぼ無効）。

また、長期間適当に使っていると抗生物質や消毒薬に耐性を持つ菌やウイルスが出てきます。すでにまあまあ問題になってますね。

炎症が広がってきたり悪化した場合は使用を中止して、早めに皮膚科を受診してください。

局所麻酔

塗ったところの神経伝達を阻害することでかゆみを抑えます。

この記事内の製品では以下の４つがありました。

• アミノ安息香酸エチル
• ジブカイン塩酸塩
• リドカイン
• リドカイン塩酸塩

持続時間は成分によって変わると思いますが、例えばリドカイン塩酸塩の「キシロカインゼリー2％」の場合は、作用発現までは数分、持続時間が30分程度となっています。

効果が出るのが速く、切れるのも速いですね。
かゆみの原因を抑えるわけではないですが、「すぐにかゆみを止めたい！」というときには良いかもしれません。

清涼成分

ス～っとするのでかゆみが楽になります。かゆみを抑えるというより誤魔化すといったところでしょうか。

市販のかゆみ止めの外用には、以下の3つがありました。

• l-メントール
• dl-カンフル
• d-カンフル

メントールはハッカやペパーミントから取れる成分ですね。
食品とかシップとか入浴剤とか、いろんなものに広く使われています。
d-メントールはカビ臭いらしく、通常使われません。

カンフルはよく、何かを立て直さないといけない時などに「カンフル剤が必要だ！」みたいな言い方をされますが、特に強い薬ではありません。昔は強心剤として使われてたこともあるようで、こういう言い方をされるんですね。

dl-カンフルとd-カンフルですが、d-カンフルの方が刺激が少しマイルドです。
市販のかゆみ止めの塗り薬に入っているのはほとんどがdl-カンフルですね。

メントールもカンフルも、清涼感、局所血管拡張、弱い局所麻酔作用などがあり、かゆみを抑えるのに一役買っています。
ただ、刺激感もあるので傷口や粘膜などには塗らない方が良いでしょう。目の周りもやめた方が良いと思います。
（自分は「眠気覚ましで～」ってハッカ油を目の下に塗ったら涙が止まらなくなりました。あれはメントール30％くらいかな？）

これらもかゆみの原因に効くものではありません。使用部位や好みで選んで良いかと思います。

その他

かゆみ止めの塗り薬には他にもいくつか含まれている成分があります。
補助的なものなのでまとめて書いておきます。
（酸化亜鉛は皮膚の状態によっては主役級になるのですが、ここではその他に含めています）

• アラントイン
  • 傷の修復を促進する
• エルゴカルシフェロール
  • ビタミンD₂。炎症を抑える
• ガンマ-オリザノール
  • 皮脂の分泌を促す
• 酸化亜鉛
  • 分泌物の吸収、皮膚の保護
  • あせもによく使われる
• タンニン酸
  • 皮膚の収斂。ここでは汗の侵入を防ぐため
• トコフェロール酢酸エステル
  • ビタミンE。血行を促進する
• パンテノール
  • ビタミンB₅の前駆体。皮膚の代謝を促進
  • 皮膚バリア機能の改善、水分量の増加など
• ビタミンA油
  • 皮膚の代謝を促進
  • 皮膚の角化や乾燥を改善

この中で、酸化亜鉛とタンニン酸の2つは「あせも」に使われます。
他の成分はどちらかというとガサガサした荒れた皮膚に良いかと思います。

まとめて「その他」にしていますが、それぞれ効果は認められていて、医療用でも使われているものもあります。
酸化亜鉛は「亜鉛華(単)軟膏」「チンク油」「カチリ」、トコフェロールとビタミンAは「ユベラ軟膏」として使われていますね。

エルゴカルシフェロールはビタミンD₂ですが、ビタミンD₃製剤は乾癬に使われます。
ビタミンD₂とD₃は生体内での働きはほぼ同じはずですが、D₃の方がビタミンD結合タンパクとの親和性が高いため効果もいいようです。D₂の医療用の薬はありません。たしか。
（「ビタミンD₂による汎発性真性膿疱性乾癬の治験例」という論文ではビタミンD₂が効果あったという事が書かれてるので、効果はちゃんとあるっぽいです）

この記事内の製品ではステロイドが主役なので補助的な立ち位置となりますが、症状にあうものを選んでみるのも良いでしょうね。